札幌から日帰りドライブなら!オロロンライン・増毛を紹介!

オロロンラインの増毛町について紹介します。小樽・札幌からの日帰りドライブルートの終着点として、最適な距離感の増毛町。その道程には、オロロンライン上でも屈指の景観スポットが点在しており、また増毛町自体にも見るべき観光スポットがたくさんあります。

札幌からおよそ100キロ!日帰りなら増毛町までのドライブが最適!

オロロンラインの旅は全行程がおよそ360キロにわたることから、起点から終点・宗谷岬まで行くためには、どの手段を選んだ場合でもそれなりの決意が必要です。最短でも6時間以上のロングドライブ・ツーリングになりますし、体力的な負担は決して少なくありません。

日帰りでちょっと遠くまでドライブを楽しみたい、その先の景観も見てみたいけれど時間的・体力的にきつい、という場合には、小樽・札幌から増毛町あたりまでのドライブが最適だと言えるでしょう。オロロンラインの起点からおよそ130キロ、札幌市街からであればおよそ100キロ程度で到着することができるため、車の場合には1時間半程度の行程となります。

増毛までのルートであっても、「望来」「厚田」「雄冬」といったオロロンライン上でも屈指の景観スポットを通過するので、素晴らしい景色を楽しみながらドライブをするという目的は、十分に達成できると言えるでしょう。もちろん、増毛より北側にはさらに素晴らしい景観が広がってはいるのですが、日帰りならば増毛町までのルートが最適です。


増毛町までの道の途中でも、このような目を見張るような絶景を数多く目にすることができます。翌日に仕事があったり、往復720キロのドライブは体力的・精神的に持たないという方は、まずは増毛町までのドライブでオロロンラインの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

留萌本線廃線区間の起点!増毛町とはどんな町?

オロロンライン上の4つ目の自治体である増毛町は、北海道の中でも比較的早い段階で拓けた町であり、観光名所になっている場所も含め、歴史ある建物がいくつも残っています。人口は4,500人程度であり、北海道の他の自治体と同様に減少を続けています。

特徴的な「増毛」という町名は、アイヌ語の「マシュキニ」「マシュケ」(カモメの多いところ)という言葉に漢字が当てられたために、このような名前となりました。古くから漁業が盛んな地域であり、ニシンが枯渇してしまった1970年代以降は、カニやエビ、ホタテなどの魚介類を近海で獲る「近海漁業」や水産加工業などにシフトしていきました。漁業は未だに町の中心的な産業となっています。

2015年8月、過疎化が著しい増毛町に、ひとつの衝撃的なニュースがもたらされました。JR留萌駅から増毛駅間の8駅に関して、2016年12月5日までに廃線することが決定してしまったのです。留萌~増毛間は、オロロンラインの発達によって車による移動が大変便利になったことから、この間の列車を利用する方の数が年々減少していったのです。その結果、JRの経営合理化によって、廃線が決定されてしまいました。

JR増毛駅に関しては資料的価値も高いことから、増毛町が譲り受けることが決定しています。しかし、他の7駅に関しては順次駅舎や線路が撤去されてしまうことが決まっており、2018年時点ではすでに撤去されてしまった場所もあります。


増毛町役場。


町の案内図。増毛町には様々な見るべきところがあります。半日程度をこの場所で過ごすのも良いでしょう。


JR増毛駅。廃線区間の中では最も立派な駅舎を持っており、廃線後も留萌本線の廃線区間をしのばせる場所として利用されることが決定しています。


駅構内には、机やいすなどが雑然と置かれているだけです。


時刻表。現在では1日7本の運行しかありません。


無人駅なので、ホームへは自由に行き来することができます。


廃線前は、増毛駅が留萌本線の終着駅となっていました。


ちょうど列車がやってきました。


増毛駅の近くにある高台の頂上には、増毛灯台がそびえています。


昔も今も、増毛の漁業を守り続けています。


灯台からは、日本海と漁港を一望することができます。

増毛町おすすめスポット①:国稀酒造

増毛町の中心街に位置している国稀酒造は、増毛町で最も有名な観光スポットのひとつです。「国稀」「北海鬼ころし」という北海道民以外の方も一度は聞いたことがあるような有名ブランドの日本酒は、こちらの酒造で醸造されているのです。

木造の酒造内は雰囲気にあふれており、1882年に創業した老舗感を現代にありありと伝えています。昔ながらの製法を守りながら作られる日本酒「国稀」は、日本全国に根強いファンを抱えており、本州からの来訪者も多いです。


看板の段階で、老舗の雰囲気が十分に伝わってきます。


分かりやすい「酒」ののぼりが目印です。


内部は大きく、醸造所と、国稀酒造の歴史がわかる展示ブース、お酒などの販売コーナーの3つに分かれています。


醸造所のタンクは、2メートル以上はある大きなものとなっています。


実際に醸造に使われていた道具も展示されていました。


高倉健主演「駅 STATION」のロケ地にもなりました。


お酒のほか、増毛のお土産品も数多く売られています。

増毛町おすすめスポット②:寿司のまつくら

国稀酒造のすぐ近くにある「寿司のまつくら」は、地場産の新鮮な魚介類をふんだんに使った寿司や海鮮丼を楽しむことができるお店です。増毛町には地元の美味しい魚介類を使ったお寿司などを出すお店が数多くありますが、こちらは甘エビやウニを楽しみたい方、さらに生ちらしをお得に食べたい方にとっては、外すことができないお店と言えます。


老舗の風格が漂う外観です。


分かりやすい看板が立っているので、すぐにお店を見つけることができます。


店内はどこか懐かしい雰囲気漂うお寿司屋さんといったところです。奥には座敷も用意されています。


今回は、ウニエビ丼を注文しました。甘エビが10尾、ウニが丼の半分を占めるという、なんとも贅沢な海鮮丼です。ウニのクリーミーさとエビのプリプリ感は、この丼でしか味わうことのできない贅沢なハーモニーを奏でてくれます。磯の香りが爽やかに鼻に抜け、思わず海の恵みに感謝したくなることでしょう。

増毛町のまとめ

増毛町は、札幌や小樽からオロロンラインを日帰りで楽しみたい場合の、ちょうどよい距離に位置している町だと言えます。見るべき場所も比較的多く、オロロンラインの絶景を見て、増毛町の観光を楽しんでから日帰りで帰路につく、という過ごし方も良いですね。
次回からは、オロロンライン上にある増毛~留萌間の廃線区間にある全ての駅を実際に訪れてみたいと思います。知られざる秘境駅の数々は、心を揺さぶられるものばかりですよ。

The following two tabs change content below.
Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

関連記事

  1. ノシャップ岬の手前!オロロンライン上にある「抜海」って?

  2. 山あいを進むオロロンライン!別刈エリアを紹介!

  3. 天塩町の北を進む一本道!道道106号線を北上しよう!

  4. 廃駅のロマンを感じる!オロロンライン・舎熊・信砂駅とは?

  5. 留萌の北にある町!オロロンラインにある小平町へ行こう!

  6. オロロンライン上の星の村!初山別村に行ってみよう!

最近のコメント