オロロンライン終点も間近!ノシャップ岬で夕日を眺めよう!

稚内市にあるノシャップ岬を紹介します。小樽市にあったオロロンラインの起点からおよそ320キロ。横浜~名古屋間、大阪~広島間の距離を軽く走破してきたことになります。ここまで走ってくるのに5時間以上はかかっていますので、途中で休憩をはさんでいたとしても疲労度はかなり高まっていることでしょう。

稚内の海を見渡せるもうひとつの景勝地・ノシャップ岬

さて、オロロンラインを北上して320キロ走ってくると、ひとつの岬にたどり着きます。それが、稚内市で宗谷岬と並ぶ景勝地となっている「ノシャップ岬」です。ノシャップ岬は地図上では宗谷岬よりも若干南にあるため日本最北端ではないものの、岬から見える大海原と、特に沈みゆく夕日に関しては宗谷岬以上のものがある場所となっています。

ノシャップ岬は、漢字で「野寒布岬」と書きますが、読みにくいこともあって基本的にはカタカナで表記される、日本でも珍しい岬のひとつです。北方領土を望むことができる根室市の「納沙布岬」と混同されやすいのですが、両者は北海道の端と端同士にある全く違った岬であり、両者間の距離はおよそ550キロほどもあります。

岬のすぐ横には漁港があり、今でも漁業で生計を立てている方が周辺には数多く住んでいます。

ノシャップ岬は風が強いことが多く、秋口であってもかなり肌寒いことが多くなっています。

ノシャップ岬は夕日の名所!

宗谷岬もノシャップ岬も、サンセットタイムの夕日の美しさに関しては甲乙つけがたいものがあります。特にノシャップ岬は宗谷岬よりも西側にあり、利尻島・礼文島にも近いことから、快晴の日には西に沈みゆく夕日と「利尻富士」とのコントラストを楽しむことができる場合もあります。

地平線に沈んでゆく夕日は、空が昼から夜へと切り替わっていく「マジックアワー」を作り出します。ここでもまた、日本海が作り出す自然の神秘に触れながら過ごすことができるのです。岬の近くにはその日の日没の時間を知らせる看板も立っており、時間まで周辺の施設や土産物店を散策しながら待つ方も数多くいらっしゃいます。

 

9月末ごろに訪れた場合は、17時過ぎには太陽が西の空に沈み始めます。

岬の看板の後ろで、少しずつ陽が沈んでいくのが特徴です。

漁港の船も、サンセットタイムにはオレンジ色に輝きます。

岬から少し離れてみます。夕日を浴びて影になった岬の姿が印象深く、とても幻想的な写真を撮ることができました。

岬と反対側の様子。左にあるのは、日本第2位の高さを誇る「稚内灯台」です。

夕日が地平線の向こうに消えていく様子を、多くの観光客がゆったりと見つめています。

日没の時間は、もうすぐです。

ノシャップ岬のおすすめスポット①:あきかわ家

ノシャップ岬の駐車場に車を停める際、まず目に入ってくるのがピンク色の外壁が印象的な建物です。ノシャップ岬にある土産物店「あきかわ家」は、稚内市の土産物のほか、道内各地のお土産を数多く取り扱っているお店であり、北海道の代表的なお土産であればほとんどがこの場所でそろうのが特徴です。

 

外壁の色が非常に特徴的であり、遠くからでもすぐに見つけることが可能となっています。

店内には稚内市のお土産から北海道銘菓、さらには海産物の加工品や、新鮮な魚介類の数々を取り扱っています。

ノシャップ岬のおすすめスポット②:ノシャップ水族館と稚内市青少年科学館

ノシャップ岬には、岬自体以外にもぜひとも見ておきたい観光スポットが存在します。ノシャップ岬の斜め向かいに位置している「ノシャップ水族館」、そして隣り合っている「稚内市青少年科学館」は、ノシャップ岬で絶景を眺めた後で、ぜひとも入ってみるようにしましょう。

入場料は大人500円とリーズナブルで、500円を支払えば水族館と科学館の両方を楽しめるようになっています。水族館では、主に寒い地域で生きる動物や魚などの水生生物を数多く展示しており、科学館では光や音などのモニュメントや簡単な体験コーナーのほかに、日本の南極越冬隊に関する資料の保存に力が入れられています。どちらも、それほど時間をかけなくとも一回りできる施設となっており、さらに子供も大人も楽しむことができるスポットとなっているのが魅力です。

大人500円で、水族館と科学館の両方を楽しめます。階段を上がって2階から見学します。

水族館に入ると、小さなクリオネが出迎えてくれます。

基本的には寒い地域に住む水生生物を数多く展示していますが、中にはアロワナなど、南国の魚も展示されています。

日本の水族館ではほとんど飼育されていない「エレファントノーズフィッシュ」です。とぼけた風貌ですが、身体に占める脳の面積の割合は人間以上なのが大きな特徴です。

階段を降りて1階に行くと、巨大な水槽が出迎えてくれます。

外にある「ペンギン池」では、アザラシとペンギンが仲良く展示されています。アザラシへのエサやり体験や、天気の良い日に1日2回行われるアザラシショーなど、愛らしいアザラシと楽しく触れ合うことができるのも特徴です。

アザラシは気ままに池を泳いでいて、時折水面から顔を出してなんとも癒される表情を見せてくれます。

水族館を見終わったら、ぜひとも青少年科学館にも足を運びましょう。

子供たちが体験しながら電気やエネルギーなどについて学ぶことができるジオラマです。

南極越冬隊が実際に使っていた装備などが数多く展示されており、見ごたえがあります。南極観測犬・タロとジロの模型も展示されています。

裏口から出ると、「南極越冬隊資料展示コーナー」という建物がありました。

入り口の扉を開けた瞬間、目の前には巨大なトドの模型が!びっくりして声を上げてしまいました。

実際に南極越冬隊が南極で利用していた宿舎が展示されており、越冬隊の厳しい生活環境を垣間見ることができます。現在の越冬隊の装備は大きく進歩しており、日本にいる状態とほとんど変わらない生活ができているそうです。

科学館にはプラネタリウムもあり、1日2回程度星空が投影されています。

ノシャップ岬まとめ

ノシャップ岬は、宗谷岬と並ぶ稚内を代表する景勝地です。夕日が地平線の彼方へ沈んでゆくさまを見つめ、ここまで北上してきた際に見た日本海の景観を思い出しながら、大いなる海がはぐくむ自然の素晴らしさに思いをはせてみるのも良いでしょう。

ノシャップ岬で一休みしたら、いよいよ稚内市街へと進んでいくことにしましょう。

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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