安平町の南部、住宅街が広がる!室蘭本線・遠浅駅とは?

室蘭本線の遠浅駅を紹介します。安平町南部の住宅が広がる地区にある遠浅駅は、これまでの駅に比べて通勤や通学などのために比較的利用する人が多い駅です。

安平町南部の住宅が広がる地帯を、室蘭本線は進む

前回の記事でもお伝えしたとおり、早来駅周辺は安平町の中心に位置しています。そのため、早来駅を出て南に進んでも、まだまだ安平町の住宅街が続いていきます。安平町をざっくりと南北に分けると、北側には畑や田園地帯が広がり、南側には比較的住宅が多く見られます。

早来駅から車でおよそ30分のところには道南エリア最大の街・苫小牧市があります。安平町の南側は苫小牧市のベッドタウンのひとつとしても機能しているため、住宅が多く立ち並んでいるのです。

安平町の南側は、小さめの住宅街が数多く形成されています。

苫小牧にもほど近い駅!遠浅駅とはどんな駅?

室蘭本線の12個目の駅である遠浅(とあさ)駅は、苫小牧市街までおよそ20キロほどの場所に位置しており、苫小牧市のベッドタウンの役割を果たしている町です。基本的にこのエリアに住む方々は苫小牧まで行く際に車を利用することが多いのですが、電車を利用したいという方も一定数いることから、比較的利用者の多い駅となっています。

室蘭本線の非電化エリアはこの遠浅駅で一旦終了し、次の沼ノ端駅からは電化路線がスタートします。遠浅駅も、駅舎や路線の雰囲気はローカル線そのものですが、この雰囲気は一旦室蘭本線からなくなり、東室蘭駅までは電化路線が続いていくこととなります。

遠浅駅外観。ある程度の利用客は居るものの、まだローカル線のおもむきがある駅舎です。この駅舎は、同じ室蘭本線の虎杖浜(こじょうはま)駅と全く同じ仕様のものとなっています。

岩見沢方面の線路。簡素なつくりのホームであることがよくわかります。

苫小牧・長万部方面の線路。跨線橋を通って、向こう側のホームへ向かいます。

跨線橋からの眺め。駅周辺には小さな住宅街が形成されています。向こう側には、公営住宅の姿も見えます。

反対側のホーム。こちらも簡素なつくりです。

反対側のホームから見た駅舎。

駅構内は、小さな待合室があるのみとなっています。

町民の寄贈した手芸作品などが飾られており、温かみを感じます。

時刻表。上下8本ずつの運行です。電化路線となる次の沼ノ端駅からは、運行本数が増えます。

駅の前には、比較的広い自転車置き場も設置されています。

遠浅駅周辺スポット:ソーラーウェイの太陽光発電設備

遠浅駅周辺は住宅地が広がっていますが、遠浅駅からさらに南に進み安平町と苫小牧市の境付近には、住宅も田園もない地帯が広がります。この場所に巨大な太陽光発電設備を設置したのは、東京の太陽光発電関連企業「ソーラーウェイ」です。

太陽光パネル6,300枚が設置された発電設備の敷地はまさに壮観。見渡す限りソーラーパネルが広がる光景は、近未来的でもあります。毎日約1.5メガワットほどの発電量を誇るこの設備からは、安平町はもちろん、全道各地の電力の一部を担っています。

道路を南下していると、このように太陽光発電パネルが所狭しと集まっているエリアに突き当たります。

太陽光発電のパネルを間近に見ることができるので、ちょっとした社会科見学の題材としても良いでしょう。

パネルの横には、1日の発電量などが表示されています。

遠浅駅のまとめ

遠浅駅は苫小牧市にほど近い場所に位置しており、室蘭本線のローカル線部分が一旦終結する駅となっています。遠浅駅から先の駅は、近代的なものや比較的立派なものが多くなるので、ローカル線らしい面影は東室蘭駅の先までなりを潜めることになります。
室蘭本線は、ここから苫小牧市内に入っていきます。次回は、苫小牧市の東端部分に位置している「沼ノ端駅」まで、進んでみることにしましょう。

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むらはし

むらはし

北海道の鉄道に魅せられた平成世代。北海道に数多くある秘境駅、廃線間近の路線などを巡り、その素晴らしさを伝えたいと思っています。

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