石勝線の終着駅!新得駅へ行ってみよう!

石勝線の新得駅を紹介します。南千歳駅から続いた石勝線の旅もいよいよ終着点。新得駅は道東・十勝地方の入り口に位置している駅です。札幌方面と道東をつなぐターミナル駅の役割を果たしています。

石勝線はさらに東へ!終着駅へと進んでいく

長かった石勝線の旅も、いよいよ終着駅へと向かっていきます。石勝線の終着駅である「新得駅」へは、前の駅「トマム駅」から33.8キロも離れており、しばらくは車窓に山々の景観が続くことになります。

トマム~新得の駅間距離33.8キロは、新夕張~占冠には及びませんが同一路線内としては異例の長さであり、北海道の広大さを感じることができます。特急列車は、人のほとんど住んでいない山の中を進んでいきます。

2016年の台風10号による災害で、石勝線は甚大な被害を受けました。特にトマム~新得間では下新得川にかかる橋が橋げたごと流されてしまうなど、列車が運行できないほどの甚大な被害を受けてしまいました。

8月下旬に襲った台風からの復旧作業は難航を極め、トマム~新得間は台風襲来から4ヶ月間にもわたって不通の状態が続き、帯広から札幌への移動をする際には迂回を行わなければなりませんでした。2016年12月には橋が再建され、トマム~新得間の営業が再開されることとなりました。現在では、石勝線の全線で問題なく運行がなされています。

運転再開を知らせる大きな看板。4ヶ月ぶりの運転再開には道内はもちろん、道外からも安堵の声が届きました。

石勝線の終着駅!新得駅とは?

石勝線の最後の駅である新得駅は、帯広を中心とする道東地方の入り口に位置している駅です。新得駅は石勝線の終着駅であるとともに、遠く根室までつながる「根室本線」への乗り換えを行うこともできるターミナル駅として機能しています。

新得駅のある新得町は、町の中心にそびえる新得山と帯広方面へと流れゆく十勝川のある、自然豊かな街となっています。人口はおよそ6,000人であり、内陸部であるために夏と冬の気温差が大きな土地となっていることも特徴です。

新得駅前の街並み。古めかしい建物が多く、古くからの商店などが中心になっています。

新得町役場。新得町は「日本一そばが美味い町」を自称しており、そばが町の特産品のひとつとなっています。人口は緩やかに減少していますが、近年は観光産業にも力を入れており、観光関係から町全体が潤っていくことが期待されています。

新得駅は根室本線への接続駅ということもあって大きな規模の駅になっており、石勝線の中では比較的利用者数も多い駅となっています。特急のみが停車することで札幌方面への玄関口としての役割を一手に担っており、町の規模以上に重要な駅となっていることが分かります。

新得駅前広場の様子。敷地が広く取られています。

駅と連結する形で、「新得町商工会議所」の建物が建っています。

新得駅外観。モダンな雰囲気の駅舎であり、緑の屋根が印象的なデザインの建物となっています。

駅構内の様子。広々とした待合室と、自然光が差し込む明るい雰囲気の待合室があります。

売店には新得町の特産品を利用したお土産物なども多数そろっています。

みどりの窓口があり、改札は手動で行われています。

ホームの様子。3線を保持しており、大きな規模の駅であることが分かります。

新夕張方面の線路。跨線橋も大きなものが設置されています。

非常にシンプルな歓迎看板が設置されていました。

跨線橋からの眺め。新得山がそびえており、町のシンボルとなっています。

新夕張方面。険しい山々に囲まれた場所であることが分かります。

反対側のホームから見た新得駅の駅舎。

根室本線の列車も入ってくる大きな駅であることから、ホームはしっかりとしたつくりになっています。

乗り換え案内。東は根室まで、西は滝川までこの駅から行くことができます。

町の名産品のひとつであるそばの実が、駅構内に置かれています。実際に触ってみたり、お土産として購入することも可能です。

新得駅周辺スポット:サホロリバーサイドパークゴルフ場と新得温泉ホテル

新得町周辺は、アイヌ語で「乾いて広い土地」という意味を持つ「サホロ」という地名が付けられています。広大な土地を持つサホロは、夏場は乗馬などのアクティビティ、冬場はスキーなどのウィンタースポーツで楽しめる場所となっています。

新得駅から徒歩圏内にある「サホロリバーサイドパークゴルフ場」は、夏場に山々の景観を眺めながらパークゴルフができる場所として、愛好家たちの間で高い人気を誇るスポットです。周辺のウォーキングコースと合わせて、サホロの自然を手軽に満喫することができます。近くにある「新得温泉ホテル」で、身体を動かした後は汗を流しましょう。

国道の近くにあるこの看板が目印です。

冬期間は閉鎖されてしまっていますが、夏場には広い敷地内で伸び伸びとプレーをし、素晴らしい山の景観を楽しむことができます。

新得温泉ホテルが目の前にあるので、疲れたら温泉で身体を癒しましょう。

新得駅のまとめ

新得駅は石勝線の終着駅としてだけでなく、石勝線と根室本線を結ぶ重要なターミナル駅として機能しています。石勝線は2016年8月の台風によって約4ヶ月間の不通期間があったものの、2016年末に復旧して以降はこれまでと変わらずに運行がなされています。
南千歳から132キロに渡る長い旅を経て、石勝線は新得駅でゴールを迎えました。炭鉱、山や川などの自然、そして北海道の雄大さを存分に感じられる石勝線で、ぜひ一度あなたも旅をしてみてはいかがですか。

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むらはし

むらはし

北海道の鉄道に魅せられた平成世代。北海道に数多くある秘境駅、廃線間近の路線などを巡り、その素晴らしさを伝えたいと思っています。

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