北海道の北端、自然と漁業の地域。宗谷地方ってどんな地域?

北海道の道北地方に位置するのが、稚内市を含むのが宗谷地方です。北海道でも中心となる石狩振興局に属する札幌市からは遠く離れており、北海道に住んでいる方でもなかなか訪れる機会が少ない地域でもあります。そんな宗谷地方とは、どのような地域なのでしょうか。

宗谷地方の地理

北海道の中でも、最も北側に位置するのが宗谷地方です。自由に行き来できる国内最北の自治体である宗谷岬・稚内市や、離島である利尻島・礼文島なども含む地方です。地理的には北に位置するため、ロシアとの親交が深く、町中でもロシア語の表記や看板を目にすることができることが特徴の地域です。

宗谷地方の産業

宗谷地方では酪農・漁業が中心的な産業です。稚内市のほか利尻島にある利尻町・利尻富士町、礼文島にある礼文町では漁業の中でも特に利尻昆布は全国的にも有名な食材であり、加工食品などとしても販売・流通しています。そのほか猿払村ではホタテの生産、豊富町では牛乳の生産が盛んなことで知られています。
また、稚内市では観光も盛んであるため、観光客向けの第三次産業・サービス業も発展を遂げています。

宗谷地方の歴史

現代の「宗谷振興局」となる以前の「宗谷支庁」となったのは1897年(明治30年)の頃であり、その以前は戊辰戦争終結後に西側が「北見国」、東側が「天塩国」と定められており、現在の宗谷振興局とは異なる領域に分けられていました。
従前は稚内市では漁業が非常に盛んで、道北の中心地域のひとつといえましたが、現在では漁業の衰退とともに、人口減少が起こっており、宗谷振興局管内の全市町村が過疎地域に指定されてしまっています。

宗谷地方の観光スポット

宗谷地方では、豊かな自然環境を活かした観光スポットが数多くあります。日本最北端の地である「宗谷岬」は言うまでもなく、北海道本島から利尻富士を見ることができるノシャップ岬や、本島西側に位置する海沿いの道であるオロロンラインもその景観などで有名な観光スポットとなっています。その他、稚内空港の近くには「メグマ原生花園」と呼ばれる原生花園があり、メグマ沼とその周辺の散策路から湿原の植物をゆっくりと眺めることができます。

宗谷地方の観光施設

宗谷地方は岬や湿地などの自然風景が豊かですが、それだけではなく観光施設も数多くあります。漁業によって栄えた稚内市には、稚内副港市場があるほか、恵山漁港公園ではイルカのモニュメント・ノシャップ岬の看板があり、遠方から観光で訪れた方はこの公園で写真撮影をする写真スポットとして利用されることが多くあります。
また宗谷岬には、「日本最北端の碑」が建てられており、天候の良い日には海の向こうにかつての樺太(サハリン)が望めます。記念撮影のスポットとしても知られています

宗谷地方の史跡・歴史施設

宗谷地方は藩政時代からの歴史があり、稚内市の中央に位置する稚内公園内には「稚内市開基百年記念塔」が建てられています。そのほか、稚内中央公園にはほかにも、南極に取り残され亡くなった樺太犬を供養するために建てられた南極観測樺太犬記念碑・樺太犬供養塔が建てられています。また、樺太へ間宮林蔵が出港した地にも記念碑が建てられているほか、かつての大戦の史跡として、「平和の碑」や「旧海軍望楼」、「稚内市樺太記念館」などの史跡があります。

宗谷地方のグルメ

宗谷地方の主産業としては、やはり漁業や酪農が中心となっています。そのため、寿司や海鮮丼を中心とした魚介料理のお店が数多くあります。そのほか、珍しいところではロシアとの親交が深い地域であることから、ロシア料理のお店も観光客に人気のお店となっています。

北海道の北端・ロシアやサハリンとの関係にも注目、宗谷地方ってどんな地域?まとめ

宗谷地方には行ったことがないという方は北海道の方も多いですが、北海道内から、そして道外からも観光客が訪れる地域でもあります。北方であることからロシアとの親交にも注目されるほか、北方領土との関係も関心の高い分野であります。グルメにおいては漁業が盛んであることから魚介料理が有名な地域ですので、お寿司や海鮮丼などのメニューも豊富です。これまで宗谷地方を訪れたことがないという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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