後志地方ってどんな地域?

後志地方の概要

後志の由来

まず、後志は「しりべし」と読みます。道民以外はなかなか読めないですよね。この地域は、戊辰戦争の後に制定された地方区分で後志国とされていました。後志国の名前の由来は、後志国を流れる尻別川のアイヌ語「シリ(山の)」、「ペッ(川)」から取られ漢字を当てたものだそうです。

後志の位置

後志地方は、北海道の南西部、北海道の中心である札幌市の西側に位置して、透き通るような積丹ブルーと言われる青い海が魅力的な積丹半島を中心に、人気の観光地である小樽市や、ニセコ町、留寿都村などが含まれる地域です。また、泊村には北海道電力の泊原子力発電所があります。

後志の気候

後志は日本海側気候に属するため、春から夏にかけては温暖で晴れる日が多く、冬は北西の季節風の影響で積雪が多い地域です。特に羊蹄山の周辺地域は、道内屈指の豪雪地帯となっており、ニセコやルスツは人気のスキーリゾート地として海外からのスキーヤーも多く訪れています。

後志の市町村

後志管内には、1市13町6村があります。その合計の人口は約22万人で北海道全体のわずか4.2%です。一番人口が多いのが小樽市で12万9千人と管内の半分以上を占めています。他の町村は、寿都町、黒松内町、蘭越町、ニセコ町、喜茂別町、京極町、倶知安町、共和町、積丹町、古平町、仁木町、余市町、岩内町、島牧村、真狩村、留寿都村、泊村、神恵内村、赤井川村です。

後志地方の農産物

後志地方は大消費地である札幌に近いことから、幅広い品目の農産物の生産が行われています。特に市町村ごとに特徴のあるものとしては、余市町はフルーツの町と言われ、ぶどうやりんご、サクランボ、なしなどの栽培が盛んです。仁木町はサクランボの生産量が北海道一で、他にもぶどうやイチゴ、プルーンが栽培されています。

羊蹄山麓の倶知安町、京極町、ニセコ町ではジャガイモ、共和町はメロンやスイカ、真狩村では高級食材であるゆり根が特産品になっています。

また、ミニトマトの生産も盛んで後志地方で生産されるミニトマトの量は、北海道全体の三分の一にもなり、昼と夜の寒暖の差を生かした糖度が高くみずみずしい美味しいミニトマトが生産されています。

後志地方の水産物

後志は、江戸末期から明治までニシン漁が盛んに行われて、最盛期には100万トン近い水揚げがあり、ニシン御殿と言われた網元の番屋が今も残されており、当時の繁栄ぶりを見ることができます。その後、水揚げが減少し続けましたが、また最近その姿を見せるようになり地元の後志では話題になっています。現在では、スルメイカ、ホッケ、ナマコ、サケ、甘エビなどが多く水揚げされ、北海道の新鮮な海鮮としてグルメな観光客に人気です。

後志地方のおすすめ観光スポット

観光客に人気のスポットを市町村別にご紹介すると、小樽市は、ノスタルジックな雰囲気が漂う小樽運河や歴史的な建造物など、余市町では、NHKの朝の連続テレビ小説でも話題になったニッカウヰスキー余市蒸溜所などが人気の観光スポットとなっています。また、その美しい姿から蝦夷富士ともいわれる羊蹄山は倶知安町、喜茂別町、京極町、真狩村、ニセコ町にまたがり素晴らしい景色を見せてくれます。ニセコ町や留寿都村では冬のスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむために海外からも多くの観光客が訪れています。他にも雄大な自然の中で楽しむラフティングやカヌー、登山などアウトドアスポーツが盛んに行われています。

後志地方のおすすめのお土産

後志地方ではブドウの生産が盛んに行われ、そのブドウを使ったワインも作られています。小樽の北海道ワインが醸造する「おたるシリーズ」と「鶴沼シリーズ」、余市ワイナリーが作る「余市ワイン」などがあります。後志地方ではワインの他にもウイスキーや日本酒、ビールも作られています。そして、それらのお酒のおつまみとしておすすめしたいのが後志地方の各地で手作りされている美味しいハムやソーセージ、チーズなどです。ご自宅用としても贈り物としてもおすすめです。また、小樽では北一硝子などのガラス工芸品がお土産として人気です。

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